ごまとお醤油のおむすび

九州のお醤油は甘味を感じるものが多い。味醂やお砂糖が入っていなくても、十分に柔らかな甘さを感じて、炊きたてのごはんに「金芳」をまわし入れる。そこに多めの金ごまパラリ。しっかり醸されたお醤油だからできるシンプルだけど時間が経っても美味しいおむすび。日常的に使いたくなるお醤油らしいお醤油は、温かさが加わることで、より甘い香りが引き立つ気がした。香りの奥にある香ばしさは、ごまとの相性が良いことを教えてくれた。ピーナツやくるみを使った和え物にも。日常的に使いたい、可能性が広がるお醤油。

レシピ:作り方や余談


炊き上がったばかりのごはんにお醤油をまわしかけてごまをパラリ多めに入れて、お米をつぶさないように混ぜ合わせる。力を入れすぎないようにむすぶ。
きざみしょうがや揚げ物(根菜素揚げ)に使った油を少し入れても美味しい。

お料理 / 高倉優仁子

Photo / 小田雄大

このお料理で大切にしたポイント


・あたたかくした時の香りと味の深み
・使い勝手の良さ(日常的)
・九州のお醤油らしさ

このレシピで使用したお醤油


金芳濃口醤油 KANEYOSHI

早春、九州産材料を真心込めて三日製麹。天日塩と地下水で仕込み、四季に応じた天然鋳造を二年間じっくり進めました。仕上げの火入れによる芳ばしさは金芳の伝統を物語リマス。本来、お醤油は香り付けに使われ、酒・味醂・だし等と合わせ素材の味を引き出します。

原材料:丸大豆、小麦、天日塩

賞味期限:24ヶ月(常蔵)

容量:720ml/300ml/100ml

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