醤油は香りの調味料 茄子の中華炒め〜夏野菜の季節になりましたね〜

醤油を使うレシピを書くというのは、簡単なようで難しいなぁと思います。醤油は主役ではなくて、あくまでも引き立て役。何のお料理にも入っているし、ちょっとだけ使っても「醤油を使ったレシピ」と言っても良いのか?と悩むところです。塩気のある調味料ではあるのですが、塩とも味噌とも違う用途とは何なのか?
醤油には味噌のような実濃ゆさも有りません。塩の代わりでもない、香りと旨味の凝縮したものなんだと思いました。
ともすると必要以上に使ってしまい下品な料理に仕上がってしまいます。醤油を塩味をつける用途に使うのではなく、上品に香りや旨味をまとわせる用途に使うことを意識して使うこと。そして醤油醸造元として、これから先どんな醤油造りをしていくのか心に留めたいと思いました。
さて本題です。茄子おいしいですよね!甘くて香ばしい焼きナスに、お醤油をタラリが最高においしいなぁ〜と思うのですが、今回は中華炒めにしました。
多めにゴマ油を熱したフライパンに、ニンニク生姜のみじんを炒めて、ナスをじっくり炒めます。ナスの表面がしっとりしてきたら、タマネギとキノコ(今回はエリンギ使用)をみじん切りにしたもの、さらに厚揚げを加え炒めます。みりん・豆板醤・甜麺醤・醤油(あれば、花椒か山椒の粉・八角の粉を好みで少々)を混ぜたものを流し入れて炒め合わせて完成です。
ニンニク・生姜に、唐辛子と山椒の二重奏の辛さが夏にぴったりです。
↓レシピに使っている本醸造醤油はこちら🌻
https://kaneyoshi.shop/products/detail/12