和食の定番 ごぼうのきんぴら〜おいしい調味料の選び方〜

和食の定番、優秀な常備菜、ごぼうのきんぴら。一度にまとめて多めに作った方が素材がお互いにダシを引き出しあって美味しくできるような気がします。ごぼうを香り良く仕上げる為には、皮を剥かずに、ささがきにしたものを水にさらさないのがポイントです。

熱したフライパンにごま油を引いて、生姜の千切り、ささがきごぼうと人参の千切りを続いて入れ炒めます。しっとりしてくるまで炒めて、弱めの火でみりん(好みで酒)・塩で素材の旨味をじっくり引き出します。最後に醤油、味が染み込むまで炒めます。もりもり食べたい時はあっさり薄味に、ご飯やお弁当のおかずにする時は濃いめに味付けします。仕上げに、すりごま(今回はスーパーフードでお馴染みの麻の実ナッツも使いました)を混ぜ込み完成です。

みりん(酒)・塩で予め旨味をしっかり引き出すのがポイントです。

みりん様調味料には「本みりん」と「みりん風調味料」があります。「みりん風調味料」は、みりんではありません。似ていますが、機能も味も違います。また、「本みりん」と書いている中にも、ブドウ糖果糖などの混ぜものがしてあるものがあります。ブドウ糖果糖の原料は表示の義務がないので、みりんを買う側は知ることができません。原料はGM(遺伝子組み換え)トウモロコシを使用していることが多々あるそうです。さらに、食品の裏にある原料表示は原則、入っている量の多いものから順番に記入する決まりがありますが、表示上みりんは「食品」ではなく「酒」の扱いになるので、この原則が適用されません。純粋なみりんに、少しの混ざり物がしてあるものを買っているつもりが実はブドウ糖や糖類がメインであったということもあり得ます。混ぜ物をするとアルコール度数が下がってしまうので、アルコールを別に添加します。これではみりんのコクがありません。

我が家にあった本みりんです。ちょうど3種類ありました。

  

お醤油もみりんも少量を使ってちゃんと味の出るものが本物。中身の分かるものほど安心感がありますね。しかも純粋なみりんとお砂糖を使い分けたほうが断然お得。さらに素材が良いと、腕が上がったのかと勘違い(笑)こだわりの調味料は料理する時はテンションも上がります♪

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