焼きナスのお浸し〜夏から秋へ〜

ナスといえばこれ!ナツといえばこれ!

ナスをグリルで焼いて、皮がしっかり焦げて香ばしくなったところを、冷やして皮をむき、美味しい出汁と美味しい醤油をまぜたものにナスを漬け込み、たーっぷり含ませて、薬味を乗せて、じゅわっといただく。

レシピというほどでも無いのですが、ナスは意外なほど、たくさんの出汁と醤油を含ませることができるので、上等な出汁と醤油を使って、ヒタヒタに漬け込むのが美味しいなぁと思います。

 

お醤油を加熱せずに作れるメニューなので、せっかくなら火入れをしていない生のお醤油、本醸造の生(なま)タイプがオススメです。

ナス本来の甘みがあるので、調味料の余計な甘さは無いほうが美味しい。シンプルな材料を使うと、お野菜の本当の美味しさに気がつきます。

そのまま焼くと、破裂することがあるので、ナスのお尻からお箸をギュッとしっかり差し込んで引き抜き、空気穴を作るのを忘れずに!

 

余談ですが、ナスといえば、九州でお馴染みなのは、長ナスです。博多長茄子という品種もあります。

福岡生まれの福岡育ちなので、昔は長いナスが当たり前なんだと思っていました。

関東でお馴染みの丸茄子もとっても美味しいですが、長茄子は柔らかくて、焼きナスにするとトロッとして美味しいですね。

 

以前、農家さんに、ナスの剪定を手伝わせてもらったことがあります。切る箇所が難しくて、お役に立ちませんでした💧

暑い季節に頑張って下さっている農家さんに頭が下がります。どんどん美味しい実をつけているナスさんにも感謝です。

体を冷やす性質があるので、暑い夏の間にしっかりいただこうと思います。

冷えが気になる方は、体を温める性質のある梅干しなども組み合わせて調理すると、体に優しい上にさっぱり美味しいですね。