手作り醤油のしぼり方
手作り醤油の講座に参加してくださった皆様。手作り醤油キットをご購入いただいた皆様。また、これからチャレンジしてみたいという方へ。
どうやって搾るの?どんなお醤油になるのかな?という疑問への参考にしていただけたらと思います。
ボールとザルに、仕込んだ醤油の瓶の中身を入れます。下に重ねたボールにトロッとした不透明な醤油が溜まっていきます。
あまり、押しすぎないようにして、時々、まぜながら醤油の落ちるのを待ちます。
ザルを、あおって振るようにすると、搾りかすが綺麗にまとまります。
次の行程をしている間にも、醤油がゆっくり出てくるので、そのまま置いて次の行程へうつります。
コーヒーの抽出をする道具を使い、醤油を濾していきます。
ペーパーフィルターに醤油を移すと、ゆっくりと透明な醤油が出てきます。
ペーパーに醤油粕がたまっていくので、時々優しくスプーンでこさいで混ぜるようにしながら待ちます。
ペーパーが破れないよう、一晩はかけるつもりで、ゆっくり待ちましょう。醤油醸造元でも、2・3日かけて搾る行程です。醤油が落ちて、ペーパーの中身が減ってきたら、ペーパーの端を内側に織り込んでたたみ、上に小皿を置いて重石をかけても良いでしょう。
だんだん溜まってきました!
2年間の集大成!澄んだ、搾りたてのマイ生醤油ができました!
できたての味と香りを楽しみながら、
長い時間をかけて育てたお醤油。大事に食べたいところですが、新鮮なうちが美味しいので、冷蔵庫に保管して早めに食べ切りましょう。
沸騰させないように火入れをしたら、生でないお醤油の濃い味も楽しめます。
搾りかすも、美味しく食べられます。こちらも保存は冷蔵庫で。
搾りかすは、味噌のように使ったりできますが、ベジタリアン・ヴィーガンの方は、アンチョビの代用品として使うと、レシピの幅がぐっと広がります。発酵食品でコクがあり硬さもちょうど良いので、ベジでないレシピのアンチョビをこちらに差し替えるだけで、意外なほど沢山のレシピがベジタリアン用になります。
今回はオーソドックスに、発酵ものコンビであったか鍋にしました。
醤油粕と酒粕を良く練り混ぜます。
お好きなダシで徐々に伸ばしていきます。
唐辛子やにんにく、生姜を入れ、最後に塩などで味を整えてキムチ鍋風にしました。
あったまる〜♩