自分で作ってみるということ

もらったカボチャをキッチンで切理、タネ採りをしておいて、ベランダでトレーに種まきをしたのは昨年春。
トレーで苗を少し大きくしてから、草をかき分けた地面に植え付けたあとは、放ったらかし栽培。農薬も肥料も無し、酷暑の夏でも全く水を与えず、草刈りは手刈りで3回だけ。剪定・人口受粉はせず、誘引は最小限。でも、育つんですね。花がたくさん咲いて、カボチャが4つできました。
草が人から水を貰わなくても生きているように、適度に保水できる土壌と丈夫な植物!
大雨の日もありましたが、カボチャは大雨に当たっても、病気せずに育ってくれました。
収穫後、さらに熟成させてからカボチャを割ってみると、ものすごく肉厚でサラダ用カボチャのような肉質だったので、試しにそのままスライスして食べてみると、キメが細かくパリッと甘くて美味しい!
先日作った壺ダレで、和えることにしました。先日の壺ダレの記事「自分だけの育てる調味料」はこちら。
↑現在の壺ダレ。使いながら柚子や山椒、青唐辛子を足したり、生醤油を継ぎ足したりでこんな様子。
スライスしたカボチャに揉み込んで、常備菜を作りました。
育てたカボチャと、育てた調味料のコラボ⭐️
自分で作ってみるとたくさんの発見があります。
一粒の種を通して自然の営みや偉大さを垣間見てみたり、発酵を通して見えない世界に思いを馳せたり。
小さな子ども達が、自分でどんどんできることが増えて行くのと同じように、大人になってもできることが増えていくんだということ。やったことのないこと、思わぬ経過、見たことない結果にワクワクする。発酵も植物も、毎回同じにはならないところが一番面白いところなんだと思う。
・・でも醤油の味が毎回全然違ったら、びっくりされるだろうなぁ〜😅